同校で生徒自ら生産した農畜産物を素材に食品の加工製造を行い、出来上がった製品を「グラスランド」のブランド名で、標茶町商工会と連携した定期販売会や、全道の農業高校と連携した大手スーパーでの販売実習などを通じて販売しています。生産から加工して消費者に届けるまでのフードシステムを学習する中で、人とのつながりを深めています。
釧路湿原再生プロジェクト活動では、湿原の再生に取り組む大学、行政機関、地元企業と協力して調査研究を進めており、JICA研修団の視察の受け入れも行っています。平成21年度には校内の敷地内にミニ湿原を造成し、地域の子どもたちと環境教育を展開するフィールドの整備と環境教育プログラムの開発と実践に取り組んでいます。
標茶町の進める「花いっぱい運動」に全面協力し、校内の園芸ハウスで町民と生徒で町内の国道や町道沿いに植える花の栽培をしたり、地元の幼稚園、小中学校や釧路養護学校とジャガイモの栽培や収穫などの体験を通じた交流を行っています。
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