人の交流部門
   【標茶町】
           (応募部門) 地域特産物部門 人の交流部門
 
はじまりは?

 道東地域の酪農教育を担う中心校として設立され、平成12年から総合学科の高校として再スタートしました。農・食・環境をキーワードに、日本一の敷地面積を誇る豊かな自然環境と最新式の牛舎など恵まれた教育環境の下で、地域の基幹作業である酪農をベースにしたフードシステムの構築と、釧路湿原など貴重な自然環境と産業との共生を目指して、地域と交流しながら課題解決に取り組んでいます。

 
おもな活動

 同校で生徒自ら生産した農畜産物を素材に食品の加工製造を行い、出来上がった製品を「グラスランド」のブランド名で、標茶町商工会と連携した定期販売会や、全道の農業高校と連携した大手スーパーでの販売実習などを通じて販売しています。生産から加工して消費者に届けるまでのフードシステムを学習する中で、人とのつながりを深めています。
 釧路湿原再生プロジェクト活動では、湿原の再生に取り組む大学、行政機関、地元企業と協力して調査研究を進めており、JICA研修団の視察の受け入れも行っています。平成21年度には校内の敷地内にミニ湿原を造成し、地域の子どもたちと環境教育を展開するフィールドの整備と環境教育プログラムの開発と実践に取り組んでいます。
 標茶町の進める「花いっぱい運動」に全面協力し、校内の園芸ハウスで町民と生徒で町内の国道や町道沿いに植える花の栽培をしたり、地元の幼稚園、小中学校や釧路養護学校とジャガイモの栽培や収穫などの体験を通じた交流を行っています。

 
ここが自慢

 「豊かな自然環境と最新施設を活用した地域との交流」
 255haに及ぶ全国一の学校敷地内にはミズナラを主体とした自然林もあり、野生動植物も多数生息しています。林内には遊歩道もあり町民の憩いの場や環境学習の場ともなっています。
 また、平成21年には全国初のロボット搾乳システムを導入したフリーストール牛舎が完成し、科学的なデータを活用した飼養管理を学ぶことができ、地域の酪農家の研修の場としても活用されています。

 
■代表者: 西田丈夫さん/設立:1946年/会員:272名
■住 所: 川上郡標茶町常盤10丁目1
■電 話: 015−485−2001
■FAX:  015−485−2067 
■H P: http://www.shibecha-h.ed.jp
■選考理由:  人の交流部門銀賞 
 
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