はじまりは? |
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漁業の町として知られているえりも町では、明治中期から放牧中心の飼育形態に改良された「短角牛」が導入されてきました。しかし、牛肉の輸入自由化などにより飼育農家は激減し、現在町内で短角牛専門に生産する農家は高橋牧場のみとなっています。このような中、これまで築いてきた歴史や文化を残していくため、えりもの特産品として短角牛を育てようと、生産から飼育、販売までを一貫して行い、産直による販路拡大の取り組みを始めました。
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おもな活動 |
子牛生産のみを行ってきた農業形態を繁殖から肥育までの一貫生産とし、イベントや口コミなどで販売、また、牧場内にある直売所「守人〜まぶりっと」では直接消費者に生産した肉を提供しています。更に、ファームインやファームレストランもオープンさせ、消費者との交流を積極的に図りながら、健康で安全な牛づくりと放牧地の環境保全、短角牛の美味しさや良さを伝える取り組みも行っています。自然のサイクルの中での牛づくりが環境にも牛にもやさしく、そして安全なものであるかを消費者に伝え、顔の見える関係を続けるために、毎月1回ニュースレターも発行しています。私たちの形態を取り入れようとたくさんの人が情報収集に訪れ、取り組みを始めた所が7件あります。ファームレストランをやりたい高校生も訪れます。小中高生が職場研修、総合学習・食育等で訪れたり、出向いたりします。沢山の人に勇気と優しさをあたえています。
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ここが自慢 |
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「えりも短角牛で食育、交流、まちおこし」
堆肥を使うことで自然サイクルを大切にし、また、道内産の飼料も使っての飼育を実験中です。加工製品は化学調味料無添加で、使用する野菜や卵や塩などにもこだわり、国産の低農薬や無農薬を使い、安全で美味しい物を届けられるよう努力しています。また、「えりも短角牛」は、2005年にスローフードインターナショナルのプロジェクトである「味の箱船」の限定品に選ばれました。赤身肉の美味しさが評価された証として、道内外のレストランとの取引も増加しています。
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■代表者: |
高橋祐之さん /設立:1953年/会員:15名 |
■住 所: |
幌泉郡えりも町えりも岬406−1 |
■電 話: |
01466−3−1129 |
■FAX: |
01466−3−1129 |
■選考理由: |
地域特産物部門金賞 |
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