石川啄木が釧路駅に下り立った1月21日に啄木が居住・勤務していた地区にアイスキャンドルを設置し、電燈がなかった当時の雰囲気を醸し出そうと平成16年からイベントを始めました。新たな冬の野外の楽しみとして多くの人の共感を呼び、冬の一夜にアイスキャンドルの揺れる新たな景観が生まれ定着しています。
当初は、石川啄木来釧100周年(平成20年)記念イベントの準備として市職員有志が始めたものですが、来釧100周年記念イベント終了後も参加全団体がイベントの継続を望んだことから、現在は実行委員会組織の運営による市民主導のイベントとして浸透拡大が図られてきており、多くの団体によるアイスキャンドル設置のみでなく、啄木ゆかりの資料展示や足跡ガイドなども行われるようになっています。
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