景観部門

地域特産物部門
   【滝川市、赤平市】
  (応募部門) 景観部門 地域特産物部門 人の交流部門
 
はじまりは?

 ナタネは、地域農業を持続するための畑作・転作における輪作作物の定着の必要性から着目され、本格的な作付けをめざして平成12年4月に「たきかわナタネ生産組合」が設立。栽培技術の向上や滝川型輪作体系の奨励による作付面積の維持・拡大に取り組み始めました。
 菜の花は、開花時期の景観作物としてだけでなく、菓子や料理に取り入れられるなど、滝川のコミュニティービジネスの核として注目されています。

 
おもな活動

 ナタネの作付は、平成6年の3.9haから平成22年には185haと約47倍に拡大し、滝川型輪作体系(菜種→秋まき小麦→秋まき小麦→大豆→秋冬まき小麦→菜種)を確立しました。これは、生産農家が、栽培技術を向上させるために、技術講習を積み重ねてきた成果であり、作付け面積だけでなく、単位収量においても高い水準を確保しています。たんぱく源が豊富で、非遺伝子組換えの安心安全なナタネを圧搾抽出により搾油した「なたね油」、地元産のタマネギを使った「菜の花オニオンソース」などを商品化し販売するとともに、平成21年には、JAたきかわが6次産業化に向けた拠点施設「菜の花館」を設置し、搾油副産物を活用した商品づくりをめざすなど、ナタネ生産を定着させるための新たな取り組みが本格化しています。

 
ここが自慢

 「日本一の菜の花畑〜毎年景色が変わる!」
 黄金色に輝くナタネの花の絨毯は、長い冬を乗り越えた北海道に、初夏の訪れを告げてくれます。輪作作物として栽培されるナタネは、毎年、作付け位置が変わるため、年ごとに違った景色を楽しませてくれます。作付け全国一の面積は、札幌ドーム36個分に相当し、景観による経済効果は約1億4千万円と推定されています。開花期間の訪問客は約2万人、5月下旬〜6月上旬に開催される「菜の花まつり」(第11回平成22年)には約6,000人が来場しました。

 
■代表者: 宮井誠一さん/設立:2000年/会員:40名
■住 所: 連絡先:滝川市北滝の川1243番地5 JAたきかわ広域営農センター内
滝川市農政課営農振興室 大友善行さん 
■電 話: 0125-26-5150
■FAX: 0125-23-0490
■選考理由:  景観部門特別賞  地域特産物部門銅賞 
 
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