はじまりは? |
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夕張の狭隘な地形において農業経営をするには、収益性の高い農産物を生産するしかありませんでした。大正時代から細々と栽培されていたメロンが見直され、昭和35年に17名の有志により組合を設立。各関係機関の協力を得ながら、新品種の研究、育成が始まり、試行錯誤の末、芳醇な香りと良質な食味を特性とした「夕張キング」が誕生しました。現在も、堅実にブランドを守り、歩みを重ねることで、夕張市の基幹産業として地域を支え続けています。
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おもな活動 |
『夕張メロン』のブランドを育て、守っていくために、当初から、一元出荷全量体制を確立したことで、品質の統一と安定化は、他に類を見ない産地作りとして高く評価され、一村一品運動の先駆者として、毎年5月のメロン出荷時に、全国ニュースで取り上げられるまでに成長しました。
高品質なメロンを安定的に生産するために、各種栽培試験はもとより、メロン単作にこだわる徹底した土づくりと良好な栽培環境づくりに、勉強会、反省会、講習会を行い、技術向上に努めています。また、厳しい品質管理のもと、厳選されたものだけを『夕張メロン』として出荷しています。組織強化を進め、一丸となって安定経営をめざすことで、後継者の青年部にも活気があり、組合員の結束力も高まっています。また、収穫期には、市内の高齢者に雇用の場を提供し、地域を支える原動力となっています。
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ここが自慢 |
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「特産品の夕張メロンづくりにかける思い」
「食べ頃」のメロンを全国の人に食べてほしいという組合員の想いは、空港へのアクセスの良さと宅配便を連携することで、「朝収穫〜昼出荷〜翌日消費者の元へ」というスケジュールを可能にしました。
創立50年を機に、独特の味と香りで築いたブランド『夕張メロン』を、さらに、多くの人に味わってもらえるように、ギフト以外での自家消費用の需要開拓をめざし、新たな挑戦を始めています。
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