利尻礼文サロベツ国立公園内の砂丘林の一部に、過去の放牧や長年の風雪により無立木地化が進んでいる区域があり、自然景観が損なわれ風雪による交通障害も発生しているため、住民参加型の植樹活動により砂丘林の自然回復に取り組んでいます。
再生は現砂丘林と同じ植生でという考えから、現地産のミズナラ・イタヤカエデ13,000本を育成する大がかりな計画で、種子となるドングリの採取⇒選別⇒播種⇒苗畑の管理⇒苗木の植樹と長い工程が必要ですが、地域住民はもとより賛同した諸団体等の参加を得ながら活動を展開しています。苗木を植林した場所を子供たちのアイデアにより「未来の森 どんグリーン」と命名し、活動のシンボルとして、森づくりの歩みを着実に進めています。
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