宗谷地域の建設業の経営者有志が、地域への感謝の気持ちを「村おこし・地域経済の活性化」という形で表そうと設立した団体です。
利尻礼文サロベツ国立公園に隣接する兜沼公園はカブト虫を捕獲できる場所として古くから地域に親しまれていましたが、近年はミズナラやコナラなどカブト虫が好む樹木が凍害で減少し、カブト虫も見られなくなり訪れる人も少なくなっていました。このため、凍害に強いマツ等をミズナラやコナラの周辺に植樹しカブト虫の生息環境を保全するとともに、カブト虫を人工繁殖するなど、公園を元の環境に戻すための取り組みを行っています。
8月に2週間ほどかけて行う成虫の放虫や観察会には近郊からの親子づれが多数参加するなど、自然とのふれあいを通じた教育活動としても役立っています。
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