道東のマッターホルンと呼ばれる秀峰斜里岳のすそ野に広がる清里町の畑地には、全国農村景観百選にも選定されるほどの美しい農村景観が広がり、多くの観光客を魅了しています。この景観の中を走る国道・道道沿道を花で飾り景観に更に彩りを添えようと周辺農家が協力して、幅3m、延長3qにわたってコスモスの播種を行っており、地域の秋の風物詩として定着しています。
この花の帯は、いつしか「コスモスロード」の愛称で呼ばれるようになり、斜里岳を背景とした絶景ポイントに設置された駐車帯には、車を止めて眺める人や写真撮影に訪れる人で賑わっています。
この取り組みに触発されてコスモスを播種する人も町内各地で増えており、協議会の活動が発端となって清里町全体に花づくりの運動が広がっています。
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