平成8年、有志生産農家6戸で、安全・安心な農産物作りは当たり前とし、健全な土づくりに重点を置き、有機農法の試験栽培を開始しました。地域の耕畜連携で確保した牛糞堆肥を投入し、併せてえん麦も緑肥として活用しました。その結果減肥による肥料分の適正化で、収量は逆に増加しています。豆類は「YES!clean」認定(北海道で統一した厳しい農薬・肥料の基準をクリアした栽培方法。小豆・菜豆類で北海道第1号のクリーン農産物登録集団です。)を受けました。また、「小豆、大正金時、光黒大豆、大手芒、白花豆」は生産者の顔写真入で販売し、信頼性の向上に努めています。土づくりに重点を置いて10年目を迎えた現在、土は軟らかくなり、水はけも良くなってきて、畑地の健全さが土壌の病虫害、連作障害の抑制となっています。それによって農薬などの使用量が低減され、エコロジーな農業展開に繋がっています。
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