十勝うらほろ高橋農園は、浦幌町の海岸線近くで、道内でもとりわけ冷涼な地域の気候風土に適したラズベリー(木いちご)に着目し、平成13年に新規就農として農園を開園して、新たな特産品開発に取り組んできました。オリジナルの栽培法で農薬の必要性を低下させ、省労力での栽培・収穫を実現しました。ラズベリーの香り成分(ラズベリーケトン)は脂肪分解効果があると言われ、近年注目度が上がってきています。平成21年の「道の駅うらほろ」の開設をきっかけに、ジャムやドリンクなどの加工品を手掛けるほか、「ラズベリーホットミルク」や「エビ&タコバーガー」へも応用して販売しています。また、新たな製品として入浴剤や石鹸、染物などへの応用にも力を入れています。今ではマスコミなどでも紹介されるようになり、今後は地元の関係機関との連携を更に深めて、浦幌町の特産品としての地位を確立できるように一層努力していきます。
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