更別村には「スモモの里」と呼ばれる果樹園がありますが、あまり活用されていなかったのでその点に注目し、「スモモ」を有効利用した加工品を開発しました。また、その活動を通して生徒一人一人に問題解決の為のアプローチを体感させ、科学的に物事を考える力や地域社会との交流を通して科学性、社会性、指導性を身に付けさせることを理念や目標にしています。スモモは傷みやすいため、ジャム化して保存が利く食品に加工し、既に加工技術が確立していた飲むヨーグルトと合作し「スモモドリンクヨーグルト」を開発しました。また、生キャラメルの開発にも取り組み「スモモ入り生キャラメル」を製品化し、村の特産品として販売まで発展させることができました。スモモドリンクヨーグルトは「初恋み〜っけた」、スモモ生キャラメルは「とろける初恋」などスモモ製品は、酸っぱさと高校生にちなみ「初恋」のネーミングで販売されています。