十勝地方は土壌にも恵まれ、北海道の農業を支える一大生産地として発展をしてきましたが、近年は先行き不透明な農業情勢を反映して耕作放棄地や荒れ地が増加傾向にあります。また、最近は不安定な石油価格に悩まされている現状もあり、これらを解決するために作物由来のBDFに着目した取り組みを始めました。
活動は「荒れ地から燃料採取〜循環型社会を目指して〜」をテーマに、原料となるナタネを校内の荒れ地や民間の空き地を利用して栽培するもので、開花期には鮮やかな黄色の花畑が出現しました。班員全員が手がり収穫した菜種からの搾油も行い、これらの活動を市民環境交流会でプレゼンテーションしたところ、多くの反響がありました。これからも関係機関と連携し、循環型農業の確立に向けて取り組んでいきたいと考えています。
|