国内有数の馬産地である浦河町は、雄大な日高山脈と太平洋に囲まれた丘陵地帯に多数のサラブレット牧場が点在し、ヨーロッパの様な景観を醸し出しています。この様な地域の住民が、幹線道路沿い用水路の改修を契機に、美しい地域づくりを始めようと会を結成し、平成14年から花の植栽活動を行っています。
毎年、春から秋まで花を楽しめるよう800mを超える水路沿いにポピー、ルピナス、デルフィニューム、マリーゴールド、コスモスを植栽しており、フラワーロードの景観は緑の牧場に映え、町内外の多くの人が訪れるようになっています。会の活動も9年目を迎え、会以外の地域の人たちの理解も深まってきており、フラワーロードの植栽がけん引役となって、花で彩られた美しく豊かな農村景観が築かれることを願っています。
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