農業体験を通じた都市住民と地元農家の交流で、農村に対する理解及び農産物の成り立ちや食の大切さを深めてもらい、また、次代を担う子供達にも農業体験を通じて農村の役割や食の大切さを理解してもらうことを目的としています。
その活動は、春は田植え祭り、秋は収穫祭として、11アールの水田に「はくちょうもち」を手で苗を植え、手刈りで収穫を行います。メンバーは、地元農家、自治会員、美宇スポーツ少年団、室蘭工業大学の学生とOBなどで、作業の後は昼食会も実施しています。冬は、美宇スポーツ少年団が町内の老人ホームを慰問し、収穫したもち米を使って餅つきを行っており、この活動を通じて、地元の子供達と老人ホームとの異世代による交流が活発になりました。
また、平成20年から農地・水・環境保全向上対策の一環として活動してから参加者が増加し、更に新冠町主催の新冠体験ツアーが参加することにより都市部との交流が活発になりました。
今後も農業を通して、異世代・異業種・都市と農村の交流を深めていきたいと思います。
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