畑作農家の経営向上の一環として温暖な気象条件を生かした野菜づくりを町、農協で推進することとなった当時、内地の山ごぼうが連作障害で壊滅状態にあり、新たな山ごぼうの作付地を探していた時期とも重なったことをきっかけに、山ごぼうの栽培に取り組むことになりました。平成元年から栽培を開始し、部会として組織だって情報交換や技術移転などにより栽培技術を確立し、遵守してきたことにより、市場など流通業者から品質は高く評価され信頼を受けています。また、栽培管理が構築されたことで輪作作物として定着し、町内でも広く栽培されています。商品は厚沢部産山ごぼう(もりあざみ)として関西・名古屋方面に出荷しています。
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