平磯と呼ばれる浅瀬にフノリ増殖用に開発されたコンクリート礁を設置し、高齢者が中心となって沿岸漁業の休閑期にフノリを採取し、販売しています。コンクリート礁は茂辺地地区、当別地区合わせて約1,000基あり、厳寒期(1〜3月)の大潮にあたる各月4日間、部会員が手作業で採取し、水洗い、水切り、袋詰めして出荷しているほか、乾燥させて「北斗海峡ふのり」というブランド名での商品化もしています。
干潮時に海面上に現れ整然と並ぶコンクリート礁は壮観で、そこで行われる収穫や雑海草除去、胞子播きなどの作業光景は他では見られないものであり、一見の価値があります。また、平成22年からはフノリ摘み体験ツアーも行っています。
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