農産物の生産に対する消費者の理解を得るために、生産者と消費者の距離を縮めたい、親戚のようなお付き合いができる交流の輪を広げたいと考え、活動を始めました。毎年、蛍が飛び交う7月下旬に、札幌近郊の親子に呼びかけ、自分達が食べている「お米」がどうやって作られるのか、田んぼの水はどこから来てどんな役割をするのかなど学び、一緒に農作業を体験してもらうことで、農作業や農作物への理解を深めてもらっています。
この活動は、農家だけでなく、町役場やJA、改良区、普及センターが一体となり各関係機関で協力して親子を受け入れています。また、平成19年からは北大生の農業系サークルもお手伝いとして参加し、「沼田町の親戚」の一員となっています。
今後も、消費者が自分達の目で農作物の生育過程や現場を見て理解を深めてもらい、さらに、たくさんの人との繋がりを大切にしながら、交流や親戚づくりが出来ればと思っています。
|