北竜町では「ひまわり」が、その景観の素晴らしさから町全体の取り組みへと広がっています。平成２年に「ひまわりの里」が大規模なムクドリの食害にあい、町民挙げて補植作業が行われた折に、隣接する北竜中学校も全校応援に駆けつけました。これを機会に、自らもひまわりを育てたいとの機運が高まり、翌３年には、世界のひまわり30種類を取り寄せ「世界のひまわり」コーナーを設置して活動を始めました。播種から、草取り、畑の後片付けまで管理一切を行っており、ひまわりが開花する時期には、「ひまわりの里」の観光ガイドを行うなど観光振興にも貢献しています。また、売店と連携した職業体験にまで活動を拡大しており、町の一員としての自覚を持ち、町の活性化に向けた実践を続けていくことが期待されています。