はじまりは? |
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恵庭市の「道の駅」を中心としたまちづくり推進事業の基本計画を策定するにあたり、市民参加によるワ−クショップの中で、農産物直売への強い要望がありました。そこで、都市住民と農村住民の交流の場として道の駅を活用し、まち全体の活性化をめざそうと、地域農業者の有志が集まって、平成18年運営協議会を立ち上げ、土曜朝市の実施や他の直売所の視察などの準備を進め、平成19年4月に恵庭農畜産物直売所「かのな(花野菜)」をオープンしました。
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おもな活動 |
平成22年度は、72名の生産者が運営協議会に会員登録しています。販売品目は恵庭の農畜産物を原則としていますが、直売所の活性化と消費者ニーズに広く対応するため、協議会の決定に従い、他産地の農産物も取り扱っています。農産物の出品方法は生産者主導型とし、生産者が独自の規格・品質に見合う価格を決定し販売しています。開設時と比較して、平成21年度の利用者数は2倍、販売高は2.7倍と当初の予想から大幅に伸びました。継続的な新規出荷者の拡大や、イベントの開催の充実に努める一方、欠品や無駄をなくすための携帯電話を使った販売状況検索システムの活用や、レジ数の増設、販売員の増強などを行い、販売運営の拡大を図っています。
また、売上げの一部を恵庭市の女性のための事業へ寄付するなど、地域とともに歩む取り組みを継続していきます。
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ここが自慢 |
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「花がいっぱい 〜 品揃えの豊富な直売所」
恵庭市は「花のまちづくりプラン」の推進により、街をあげて花壇作りやガーデニングなど花に対する取り組みが進んでいます。「かのな」も切り花や花苗の販売には特に力を入れ、平成21年度には苗物売り場を増設するなど、道内有数の花の産地である恵庭市ならではの品揃えを誇っています。また、利用者は地元住民が半数以上を占めており、地域のニーズに的確に応えることで、農業者の意識も高まり、農業者同士の連携も深まっています。
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