亜麻生産組合の活動は、かつて繊維の原料として道内に広く栽培され、初夏を美しい薄紫色で彩っていた「亜麻」という北海道資源を40年ぶりに復活させ、「わが町を美しく」子孫に残そうという働きかけから始まりました。今年は6戸の農家が計6.2haで亜麻を栽培し、その種子から抽出した亜麻仁油はサプリメントやドレッシングとして利用されています。7月には「第3回北海道亜麻まつりin当別」を開催し、札幌などから2,100人が訪れました。
亜麻まつりやフォトコンテストをはじめとするイベントの企画や運営を通して、都市と農村の交流ができ、栽培農家をはじめ地域住民、町、教育・研究機関などの連携により、産学官民のネットワークが構築されたことで、今後のさらなる地域活性化が期待されています。
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