十勝が道内有数の苗木の生産地であることと、広尾町が1984年にノルウェーのオスロ市から国外初の「サンタランド」として認定を受けたというブランドを活かし、「本物のツリーを飾るクリスマス」を合言葉に、平成19年4月に当会を設立し、「生木の全国発送」を広め、町の知名度向上を図ろうと活動が始まりました。
都市部のお客様から「生きているツリーは素晴らしいが年々大きくなり、愛情を感じるが置き場所がない」との声があり、「ツリーの送り返し」事業を本格的にスタートさせました。設立当初より、サンタランドやサッポロファクトリーでの点灯式に参加しPR活動も行っています。また、ツリーの木鉢は地元の間伐された無垢材を使用し、町内の障害者地域活動支援センターで製作してもらうことにより、地域貢献や雇用創出のお手伝いができているかと思っています。
「送り返しシステムによる都会と広尾町の橋渡し」 送り返してもらったツリーは、地元の小学生や保育園児達によって植樹され森づくりに繋がり、地域環境を考えるきっかけ作りにもなっています。クリスマスに一本の木(ツリー)と対峙することで、自然環境にまで思いを馳せる・・・、そんなアイテムにサンタランドツリーがなることを目標に活動しています。