根室市と岩手県一関市室根町は逆さ地名が縁で結ばれ、スポーツ親善交流や地場特産品の物流、地域の郷土芸能の文化的情報交流などで絆を一層深め、両地域住民の幸せと生きがい、人づくり、まちづくりに寄与する若者の育成を目的に活動しています。スポーツ親善交流ではマラソンと駅伝、地場特産品の交流では根室の「海の幸」と室根の「山の幸」との相互交流、特に室根の食堂で創作された、根室の昆布と室根の鶏を主材とした「根室昆布丼」は定番メニューとして人気を呼んでいます。また、郷土に根付いた文化交流は、両地域の人々の創造力と郷土愛を育むことに繋がっています。これらの交流が将来にわたって末永く継続していくためには、時代を担う若者の育成が不可欠だと思っています。幸いにも、小中学校の交流の芽も育ちつつありますし、子供達の今後の自主的行動に期待し、支援活動もしっかり行っていきたいと思っています。
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