「在来種が守られれば地域の暮らし、食べものや教育も守られる」という考えのもと、品種改良されていない地場産の在来種豆である郷土遺産の「地豆」を守ると共に、食育にも貢献していきたいと考え取り組み始めました。 「地豆」は大規模栽培に向かないなどの特性もあるため、地域の絆を大切にしながら、自家用として多くの農家への普及を目指しています。一般向けに自主出版物の発行や会員向けニュースレターの発行、料理教室・セミナー・郷土ツアーなどにも取り組んでいます。また、故郷の価値を認識して貰うために、「遠軽地豆農家のおかん料理を楽しむ会」を雑誌で募集するなど、地域と都市圏との食文化交流活動に積極的に取り組んでいます。 |