森林資源に恵まれた地域の特性、魅力を見つめ直す機会の拡充と冬期の山間に立入り、その自然の偉大さに触れることにより、環境保全に対してより多くの人々に関心をもってもらうことを目的に、「森林浴・歩くスキーと語る夕べ」を平成9年から開催しています。 毎年、東京大学名誉教授・月尾嘉男氏及び女性ゲストによる講演会を行い、翌日には冬期間閉鎖されている遠軽町丸瀬布〜北見市留辺蘂町温根湯地域を一本の道で結ぶ緑資源幹線林道「滝雄・厚和線」を開放して森林浴・歩くスキーを行っています。 これまでのご講演により、日本の中枢から見た北海道の存在や特性、地域の持つ独自性及び隠された魅力・資源についての説明があり、地域住民の地域に対する意識を高揚させる良い機会となっています。また、隣町の北見市留辺蘂町ともイベントを共催することにより、情報交換、人的交流が深まり、イベント以外の部分でも相互協力することにより、互いの観光、地域資源の開発等に大きな力となっています。 |