郷土芸能は神前にて奉納致すべく我々の先祖代々から伝承されているもので、心のふるさとであり、日本人の郷愁でもあります。これを郷土に保存し永く子孫に伝え、地域に受け継ぐことは我々に課せられた重要な事と考え、住み良い明るい郷土建設につくすため、保存会を組織しました。 伝統芸能の起源は、飛騨高原の西南部に位置する荘川村地方(現・高山市荘川町)で18世紀頃始められた神事芸能で、明治39年、佐呂間町若佐の未開地に岐阜県大野郡荘川村より入植した大野団体一行が、大正3年に荘川村から一頭の獅子頭を持ち帰り、故郷を偲んで獅子舞を始めたことにより、この地域に伝わりました。 現在は、老人ホームへの慰問や結婚式の余興、地元のお祭り等のイベントへの参加の他、小学生に獅子舞を指導し、伝統芸能の継承に努めています。 |