世界自然遺産に登録された知床では自然保護・環境保全のもと、近年「エゾシカ」が爆発的に増加し、これまでの知床の生態系のバランスが失われ、森林や農産物にも被害が出ています。そこで「エゾシカ」の生体数を調整することで知床の自然遺産の継続・維持を図るとともに、「エゾシカ肉」を地域特産物として有効活用する取り組みを行っています。 知床エゾシカファームでは平成17年よりエゾシカ事業の取り組みを開始し、首都圏、札幌圏を中心に肉・鹿・角の販売を行っています。 今後は、シカ肉の本来の「クセがなく・柔らかく・高価な肉」と言うイメージを浸透させ、付加価値を付けることで、地域づくりに一役買いたいと考えています。 |