銅賞
人の交流部門
NPO法人ひがし大雪自然ガイドセンター
 
【上士幌町】
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はじまりは?

 大雪山国立公園は、山岳を広大な森林が取り囲む日本最大の国立公園です。その中の当地域は、かつて国鉄士幌線が走り、多くのエゾマツを切り出し、戦後は大型ダムが建造された、人が自然に深く関わってきた地域です。そして現在は、かつて傷つけられた自然が、長い時間をかけてゆっくりと回復しようとしています。

 本団体は、来訪者とともに地域に出かけ、自然の豊かさや地域の歴史を伝え、「人と自然のつながり」を考えるきっかけ作りを目的に活動しています。

 
おもな活動

 「人と自然のつながり」をテーマに、早朝観察会、旧国鉄士幌線アーチ橋探訪ツアー、ワカサギ釣り、登山ツアー等の自然体験活動、町内小中学校の総合学習での環境教育活動、森づくり等の環境保全活動などを展開しています。

 活動にあたっては、きれいな自然ばかりではなく、エゾシカの増加、移入種、森林伐採の問題と必要性等、自然界における諸問題や地元の方から聴き取った地域の歴史なども訪問者に伝え、深く考えるきっかけとしてもらうよう、取り組んでいます。訪問者との対話により、地域のサポーターや観光リピーターが増えています。

 
ここが自慢

「大雪山の自然」

 地域にとって自然は、「身近すぎてあまり意識されていない」存在でしたが、私たちの活動を通じて地域住民が大雪山の自然の素晴らしさを再認識し、来訪者に自然の大切さを具体的に語るようになりました。また、旧国鉄士幌線アーチ橋梁群が解体の危機にあった際には、地域住民が保存実現・北海道遺産指定の原動力となりました。

 
■代表者: 河田 充さん/設立:1997年/会員 : 60名
■住 所:河東郡上士幌町字糠平北区44−3 糠平温泉文化ホール内
■電 話:01564−4−2261
■FAX:01564−4−2261
■E-mail:shizen@netbeet.ne.jp
■HP:http://www.netbeet.ne.jp/~shizen/
 
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