静内農業高等学校は、産業・就業構造の変化、科学技術の高度化等に対応するため、新時代を切り開く創造性豊かな人材の育成と生徒一人ひとりの多様な個性を生かす教育を行っています。
平成18年3月の北海道での牛乳廃棄問題をきっかけとした牛乳を使ったスピリッツ(蒸留酒)の製造、また、地球温暖化対策を目的として、食料と競合しない廃棄物であるミルクホエーやデンプン粕、使い捨て割り箸を使ったバイオエタノールの生産などに取り組んでいます。 スピリッツ造りにおいては、醸造段階で2〜4.6%のアルコール発酵を達成し、今後は蒸留により40%以上を目標にしています。また、甜菜糖から造った99.5%のバイオエタノールを使い、自動車短期大学で燃費試験、排気ガスの分析なども行っています。 |