平成14年に有志7名が集まり、地域の多種多様な農畜産物を使って地産地消の料理である「カレー」に着眼した町おこしへの取り組みをスタートさせ、「カレーコンテスト」、「毎月22日はカレーの日」としたイベントを開催しカレーの町ふらのをPRしています。
平成18年には地元食材と提供スタイルにこだわった6ヶ条を定め、「富良野オムカレー」をメニュー化し市内の飲食店で提供しています。(平成21年4月に「富良野オムカレー推進協議会」を設立。)
市内の22店舗を“ふらのカレンジャーズ”と総称し、地元食材を活かしたカレーの日のサービス展開・カレーマップ作成・スタンプラリー等、精力的なイベントを実施する他、新メニュー「富良野オムカレー」を誕生させています。また、富良野緑峰高校の生徒を“ふらのカレンジャー娘”として任命し地産地消・食育の活動を進めるとともに、近隣市町とカレーによる交流を深め、上川カレー王国プロジェクトを立ち上げ、行政と連携し「かみかわカレーフォーラム」を開催するなど地域に根ざした独自性あふれる活動を行っています。
「『農・商・消』を結びつけた富良野オムカレー」
観光のみでなく、地域産業の中核となっている富良野農業の魅力を多くの人に知ってもらう契機ともなっており、富良野オムカレーは、2年間で6万食を達成しました。地域経済への波及効果も高く、また、カレーに関連した商品開発から応援ソングのCD化と幅広い活動により地域を盛り上げるシンクタンクとしての役割を果たし、産消協働の要としても活躍しています。