「地域にある資源を、地域の人々自らの創意工夫で保全し、継承し、新しく開発し、それらを多くの人々に提供する。」ことを目指し、都市住民や修学旅行生を対象とした「農家民宿事業」と、食育を含めた農作業体験・農産加工体験による「都市との共生・対流事業」を核としたグリーン・ツーリズム事業を展開することで、地域資源の発掘と幅広い経済効果につなげることを目的としています。
構造改革特区、北海道チャレンジパートナー特区の認定により、一般の農家の住宅で大きな負担なく民宿を始めることができるようになり、20年3月現在、会員農家183戸のうち140戸が旅館業法の許可を受けています。20年度は日帰り農業体験で札幌圏の中学校6校827名、農家民宿では関西・関東方面を中心に4000名を超える修学旅行生が訪れています。
受入後も子どもたちと連絡を取り合う農家も多く、交流は年々広がりを見せています。
「地域の連携と波及効果」
本協議会は、事業を進める受入農家による組織ですが、他に事業をサポートする「推進協議会」も設立されており、行政・農協等、町内関係機関の強力な支援を受けながら、町をあげて事業を進めています。また、受入活動は、食品販売、特産品加工販売、被服・寝具、温泉・観光施設のほか、土産販売にもつながり、地域経済へ大きな波及効果をもたらしています。
☆おすすめ情報
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