1998年4月に、当別町において里山の自然を生かした豊かで魅力的なコミュニティーづくりをめざし、当別町農村都市交流研究会を立ち上げました。
地球環境に負担をかけない農業を日本に広めるためには「地域モデル」が必要と考え、環境に負荷をかけない農業の実施を目指し「ふゆみずたんぼ」の実証栽培や、人間が手をかけない自然公園づくりなどの活動を行っています。
環境に負荷をかけない「里山公園づくり」を、大学や地元の環境団体など、産学官一体となって行っています。どさんこ馬の放牧などの実証実験を行い、放牧前後での生態系の変化を地域の子供たちが調査しています。
また、地球環境に負荷をかけない自然生態系を最大限に活用した農法でお米や野菜などを生産してもらうため、当別町の有志により冬期湛水による「ふゆみずたんぼ」という稲作にも取り組んでいます。
その他、都市圏との交流を推進するため「田園住宅づくり」を行うなど、いくつものプロジェクトを展開しています。
「フィールディズ イン ジャパン」
「フィールディズ」とはニュージーランドの国民的な農業祭であり、研究会では農業や環境についてより身近に感じていただくことなどを目的として2004年から、毎年、秋の収穫時に開催しています。イベントを通じ農業者と消費者が繋がることにより、安心・安全な農産物づくりへの取組み意識が生まれています。
☆おすすめ情報
フィールディズ イン ジャパン(秋の収穫時)