「国際的視野に立って、吸収力の旺盛な高校生の年代に、改めて日本を海外から眺めることが将来必ず役立つ」という理念の下、1984年から酪農先進国であるデンマークへ酪農研修旅行を実施しています。また、1998年からは、同国デュースランド地方の農家に分宿し、酪農実習にも取り組み、視察中心から市民交流型へと発展しています。 生徒たちは、デンマーク農業が厳格な環境規制の中で実践されている姿を体験することにより、日本型の持続可能な循環農業に取り組む態度が養われ、農業後継者及び農業理解者を育成する本校の農業教育の集大成となっています。 さらに、北海道とデンマーク王国との農業を基盤とした交流の架け橋として、今後とも親善大使的な役割を果たすものと確信しています。 |