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オホーツク地域は、恵まれた気象条件と自然環境のもと、農林水産業の原料供給地として発展してきました。しかし、経済の発展による食料自給率の低下や、食の安全性を取り巻く問題の影響により、農林水産業は徐々に衰退してしまいました。そこで、従来の原料供給型にとらわれない、地域資源に着目した新事業をはじめて地域の産業活性化をはかろうと、網走産カラフトマスの商品化に取り組みました。 |
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カラフトマスの商品化に向けて研究を重ねる |
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カラフトマスを使った「オホーツク鱒寿し」の商品化に向けて、さまざまな検討を重ねてきました。鱒寿しの本場である富山の企業を視察したあと、研究開発を繰り返し、当初は試作品として富山県と同じ押し寿しタイプの鱒寿しが完成。しかし、オホーツクならではの商品開発をという意見を取り入れ、さらに独自の鱒寿しづくりの研究を重ねました。その結果、パッケージの材料やコメも地域産にこだわり、1個ずつササの葉で巻いた寿しが完成しました。 |
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「あばしり七福神まつり」で行った試食アンケート |
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「オホーツク鱒寿し せっぱり」 |
厳選した網走産のカラフトマスと道産米を使った「せっぱり」は、あっさりしたカラフトマス特有の風味が味わえるオリジナルの鱒寿しです。大葉とまろやかな日高産のリコッタチーズをサンドしてあったり、マスの鮮やかな桃色を活かすため酢を弱めに使っていたりと新感覚の味わい。平成16年7月から平成18年11月まで女満別空港と新千歳空港で約4万食販売され、「空弁(そらべん)」として注目を集めました。
【近日中にリニューアル再販開始予定】 |
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●データ
代表者:元角文雄さん/設立:2002年(活動終了)/会員:13名
所在地:網走市駒場南7丁目9-6 有限会社ヤマト内
産業クラスター研究会東オホーツク事務局気付
電話:0152-61-0044/FAX:0152-61-0044
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