「わが村は美しく―北海道」運動2004  
地域特産物部門
オホーツクデイリーファーマーズ/網走市  
はじまりは?
 生産者の顔が見える牛乳を、消費者に喜んで安心して飲んでもらいたいと考え、自分たちが搾った牛乳を直接消費者に届けようと1990年に宅配を始めました。一般によく売られている牛乳は高温殺菌しているので、体に役立つ菌まで殺菌してしまいます。それでは本来の牛乳のよさが損なわれてしまうため、低温殺菌で製造しています。
低温殺菌による牛乳製造


おもな活動
 搾乳、殺菌、パックづめから宅配までをすべて自分たちで行っています。宅配は、重い牛乳を持って帰るのが大変なお年寄りにも配慮して、牛乳1本からでも届けてくれます。また、こうして直接届けることで、消費者と顔の見えるおつきあいをしています。牧場には、地元の育児サークルや消費者が見学に来たり、酪農家が視察に訪れたりなど、地域内外を問わず、幅広く交流を深めています。
  工場の広場ではミニポニー(馬)や白や黒色の山羊、兎、仔牛等の小動物を多く飼育しています。日曜日や幼稚園の遠足等で子供達にたいへん喜ばれています。


ここが自慢!
「新鮮で安心なオホーツクあばしり牛乳」
 低温殺菌の「オホーツクあばしり牛乳」は、牛乳に含まれているたんぱく質や、カルシウムなどの栄養素も、熱による変性が起こっていないので、体に吸収しやすい状態を保っています。生乳に近いので搾りたての味と香りが楽しめ、飲み心地もサラサラとして口に残らないので、牛乳が苦手という人にも好評です。

●データ
代表者:楠目俊政さん/設立:1990年/会員:1家族と従業員6名
所在地:網走市字潮見155-2
電話:0152-43-5736/FAX:0152-43-1808

●リンク
・網走市
  http://www.city.abashiri.hokkaido.jp/
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