「わが村は美しく―北海道」運動2004  
地域特産物部門
有限会社もち米の里ふうれん特産館/風連町 地域特産物部門ー金賞ー選考理由  
はじまりは?
 米作の北限といわれる道北地域にあり、冬場は出稼ぎで所得を確保して農業経営をしていました。「出稼ぎに行かずに、地元で一年を通して農業に関わる仕事をしたい」という思いから、自分たちの生産したコメを自分たちでもちに加工しようと、もち米専業農家の7人が集まって結成しました。もちは季節商品のイメージが強い商品ですが、大福もちとして加工して通年販売することで、経営も軌道に乗りました。
構成員夫婦のみなさん


おもな活動
 切り餅、丸め餅、大福もちなどの生産や、工場に併設している「ふうれん特産館」や道内スーパーでの販売、大手外食産業の販売するお汁粉用のもちの供給など、幅広い活動を行っています。こうした地道な活動を続けた結果、創業当時は「北海道産のもち米は固まりにくい」と、評判は高くはありませんでしたが、今では町名である風連町が「もち米の里ふうれん」として、全道におよぶ地域ブランドとして定着するほどになりました。
イベントでのもちつき大会

ここが自慢!
「ソフト大福」
 粘りがあるのにやわらかい「ソフト大福」は、風連産のもち米を100%使用して、昔ながらの杵と臼でついて作られます。粘りがあるのにやわらかく、食べやすいのが評判です。あん、塩、豆、ヨモギなど普通のものから、カボチャ、ハスカップ、メロンのほか、チーズ、バターコーン、キムチの一風変わったものまで、全部で18種類もの味が楽しめます。

●データ
代表者:堀江英一さん/設立:1988年/会員:5名
所在地:名寄市風連町西町334-2 渡辺主税さん
電話:01655-3-2332/FAX:01655-3-4118
E-mail:fuuren@mochigome.jp
ホームページ:http://www.mochigome.jp/


●リンク
・名寄市
  http://www.city.nayoro.lg.jp

もどる 次へ
景観部門へ 地域特産物部門へ 人の交流部門へ HOMEへ