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米作の北限といわれる道北地域にあり、冬場は出稼ぎで所得を確保して農業経営をしていました。「出稼ぎに行かずに、地元で一年を通して農業に関わる仕事をしたい」という思いから、自分たちの生産したコメを自分たちでもちに加工しようと、もち米専業農家の7人が集まって結成しました。もちは季節商品のイメージが強い商品ですが、大福もちとして加工して通年販売することで、経営も軌道に乗りました。 |
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構成員夫婦のみなさん |
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切り餅、丸め餅、大福もちなどの生産や、工場に併設している「ふうれん特産館」や道内スーパーでの販売、大手外食産業の販売するお汁粉用のもちの供給など、幅広い活動を行っています。こうした地道な活動を続けた結果、創業当時は「北海道産のもち米は固まりにくい」と、評判は高くはありませんでしたが、今では町名である風連町が「もち米の里ふうれん」として、全道におよぶ地域ブランドとして定着するほどになりました。 |
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イベントでのもちつき大会 |
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「ソフト大福」 |
粘りがあるのにやわらかい「ソフト大福」は、風連産のもち米を100%使用して、昔ながらの杵と臼でついて作られます。粘りがあるのにやわらかく、食べやすいのが評判です。あん、塩、豆、ヨモギなど普通のものから、カボチャ、ハスカップ、メロンのほか、チーズ、バターコーン、キムチの一風変わったものまで、全部で18種類もの味が楽しめます。 |
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