滝川市で栽培されるナタネは、1989年に道立植物遺伝資源センターが試験栽培を委託したことから始まります。現在、低エルシン酸品種の「キザキノナタネ」を20戸の生産者が130haに生産しており、全国一の作付面積を誇っています。
5月から6月にかけて開花する菜の花は、観光資源としての役割を担っています。国産ナタネや地域農業に対する市民の理解と普及啓発のため、生産組合が中心となって2000年から開催している「菜の花まつり」には5,000人の観光客が訪れるようになりました。
2006年からは、産地としての自立を目指し「たきかわなたね産地確立推進対策協議会」を設立し、滝川ブランドのナタネ油の開発や「菜の花トラスト」にも取り組んでいます。
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