「わが村は美しく―北海道」運動2004  
景観部門
計呂地自治会/湧別町  
はじまりは?
 網走管内の主要道路になっている国道238号線は、2000年に行われた歩道拡幅整備をきっかけに植樹帯が設置されました。この国道に隣接し、湧別町の東の玄関口となっている計呂地地区では、植樹帯を利用して、自分たちの住んでいる町を花々で美しく彩ろうと、2001年から行政と地域の人々が一体となるボランティア・サポート・プログラムとして美化活動を進めています。
地域の人々と行政が協力して行う美化活動


おもな活動
 国道238号線の歩道両側につくられた植樹帯に、2,400株の花を植えて美化につとめています。植える花は、サルビアやマリーゴールドなどで、6月上旬に50名あまりの地域の人々が参加して花植え作業が行われます。また、市街地の自治会の人達が毎月第1日曜日、市街地婦人会の人達は第3日曜日の早朝に除草作業や清掃作業、水やりも行い、丁寧に手入れされた植樹帯は、いつも美しい花々であふれ、地域を代表する景観を保っています。


ここが自慢!
「花々で彩られる国道238号線」
 計呂地地区を通る国道238号線は、交通量も多く、抜群のロケーションを駆け抜ける「サロマ湖100Kmウルトラマラソン」や、オホーツク海岸線212キロメートルを2日間かけて走破する「オホーツクサイクリング」の通過点となっています。美しく彩られた道路は、多くの人々に安らぎを与え、近くにある計呂地交通公園(簡易宿泊所、ゲートボール場、パークゴルフ場)やサンゴ草の群生地等の管理を地域で行い、小さいながらも模範的なコミュニティー活動をしている地域である。

●データ
代表者:渡辺功さん/設立:2001年/会員:150名
所在地:湧別町字計呂地

電話:01586-8-2426

●リンク
・湧別町
  http://www.town.yubetsu.lg.jp/

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