 |
下川町は、町の面積の約90%を国有林・民有林が占めるという、森林に囲まれ、林業とともに歩んできた町です。地域の森林管理を保ちながら、地域の人々に森林づくりに対する関心を持ってもらうために、今まで利用されなかった間伐材を有効利用しようと1942年に森林組合が設立されました。今では、森林づくりから加工販売までの流れをつくり、産業の発展に貢献しています。 |
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FCS認証材パルプ |
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地域の人々とともに力を合わせて行う森林づくりをめざして、地元の小中学校の炭焼き体験実習で指導にあたったり、下川商業高校から研修生を受け入れたりしています。また、2003年には北海道で初めてとなるFSC(森林管理協議会)森林認証とCOC(加工と流通)認証を取得しました。この認証は「下川町の森林づくりは環境に配慮して行われ、その木材の加工・流通が適切に管理されている」ということが世界基準で認められたことになります。 |
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通常は廃材となる部分も炭材として加工している |
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「ゼロエミッションを実践する工場」 |
森林資源を無駄なく加工することをめざしている工場では、カラマツの小径木を原料にした円柱の加工、円柱を加工したときに排出される樹皮やオガコを炭化した粉炭の加工、木炭の排煙を利用した燻煙材の加工、トドマツの葉を利用した精油の加工などを展開し、工場からゴミが出ないゼロエミッションシステム化に取り組んでいます。 |
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