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黒松内町は、「ブナ北限の里」として、原生林・歌才ブナ林をはじめ地域の資源を有効に生かし、行政と町民が手を取り合って、積極的なまちづくりの取り組みを行っています。その中で、さらに美しい景観づくりと町民のまちづくりへの関心を高めるために、1987年に町内関係団体と有志による推進委員会が結成され、「東山公園」に、芝桜を植栽する「芝桜1株運動」が開始されました。 |
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東山公園のゲレンデ部分に咲く芝桜 |
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委員会結成時の1987年、東山公園のスキー場ゲレンデ部分に芝桜を植えました。当初は、試験的な植栽でしたが、1989年には町民約1,100名が参加し、約62,000株の芝桜を植栽しました。毎年、春には町民参加の一斉除草作業が行われ、その後、秋までは町内の高齢者団体やボランティアの人々によって維持管理作業が続けられます。数多くの町民が参加し、美しい景観づくりをしながら、町内で最も歴史のある公園を守っています。 |
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多くの町民が参加する春の一斉除草作業 |
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「ピンクのじゅうたんがしかれた東山公園」 |
1924年に開設された東山公園は、町を流れる朱太川をはさんで市街地を一望できる高台にあります。その東山公園の斜面、5,500平方メートルの広さに植えられた芝桜は、5月下旬から花の見ごろとなります。市街地を通る道道からも、ゲレンデ一面に咲きほこる芝桜がよく見えるため、町民だけでなく町外から訪れる人々の目も楽しませ、多くの人々が立ち寄る「憩いの場」となっています。 |
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●データ
代表者:冨田重義さん/設立:1987年(活動終了)/会員:31名
所在地(事務局):寿都郡黒松内町字黒松内302-1 黒松内町産業課
主事補 岡 竜也さん
電話:0136-72-3835/FAX:0136-72-3833
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