自然体験施設「ところ昆虫の家」は、故・滝沢始氏が地域の子どもたちに自然の中でいろいろな体験をさせたいと、廃校になった吉野小学校を利用して、自費を投じ一人でコツコツとつくった施設です。1991年、滝沢氏が他界したのをきっかけに、氏の考えに共感した人々が「虫夢（むーむー）友の会」を設立し、地域の人々に会員（一口5,000円）になってもらい、会費で運営しています。 川に浸って水生生物を観察 　誰もが気軽に自然の中で遊び、自然に触れ、自然を体験することができます。施設にはボランティアによる手作りの池、ジャングルボート、イカダ、水中東屋、釣り橋、昔の農機具展示、ホタルの川、世界の蝶の標本100ケース、宿泊列車、炊事場、野天五右衛門風呂などがあり、多くの人々が利用しています。地域の小学生を対象にした1泊2日の週末自然体験や、全国の子どもが参加する13泊14日の自然体験村を開催しています。 ジャンボシャボン玉づくりに挑戦 「いきいきオホーツク自然体験村」 　2004年度で4回目の開催となるこの行事は、全国から20人の子どもが集まり、常呂町の自然とともに過ごし、仲間とさまざまな体験をします。昔のように自然を相手に遊んだり、体験したり、学んだりという機会が減っている昨今、貴重な経験を得ることができるでしょう。仲間とともに寝食をともにする2週間のこの生活は、きっと次代を担う子どもたちの支えになるはずです。 ●データ 代表者：川上和則さん／設立：2001年／会員：350名 所在地：北見市常呂町字吉野137番地 電話：0152-57-2221／FAX：0152-57-2221 連絡先：北見市常呂町字吉野137番地　事務局　若原和政 電話：0152-57-2221／FAX：0152-57-2221 携帯：090-8632-0995