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1954年の洞爺丸台風による大きな森林被害を留辺蘂町も受けましたが、その後の先人たちの多大な苦労と自然の力により、被害跡地は立派な森林によみがえりました。同会は森林復興40年を記念し、「森のコンサート」を開催。これは、森林資源の大切さと、オホーツクの自然のすばらしさを発信しようとするもので、エゾマツ、トドマツがそびえ立つ雄大な森林空間を会場にした演奏会です。 |
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森林浴効果を感じながら、演奏に耳を傾ける |
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1994年、国有林内「巨樹の森」を会場に、第1回目の「森のコンサート」を開催しました。以来隔年で実施するたびに、実行委員会メンバーを募り、企画・運営・会場設営などを行っています。自然空間での演奏にこだわり、直径2メートルほどの木の切り株を並べたステージ、観客席イスには、シラカバの丸太を使用。このコンサートを通じて、自然環境を守り、後世に引き継ぐことの大切さを発信するため、訪れる多くの聴衆と交流しています。 |
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観客席のイスにはシラカバの丸太を使用 |
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「森のコンサート」 |
会場の「巨樹の森」は標高約550メートル、針葉樹と広葉樹が混在する天然林です。今まで出演した演奏者は、村松健さん(ピアノ)、千住真里子さん(バイオリン)、宗次郎さん(オカリナ)、土田英順さん(チェロ)、渡辺香津美さん(ギター)といった、そうそうたる顔ぶれ。木漏れ日のさす会場内には小鳥のさえずりや、風に揺れる木の葉の音も加わり、森の中ならではのハーモニーを奏でています。 |
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●データ
代表者:秋山昌弘さん/設立:1994年(活動中止)/会員:50名
所在地:北見市留辺蘂町東町68番地 秋山スタジオ内
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