「わが村は美しく―北海道」運動2004  
人の交流部門
置戸町商工会青年部/置戸町 人の交流部門ー特別賞ー選考理由  
はじまりは?
 1976年、置戸町商工会青年部により生まれた、地域の特色を持ったイベントを行いたいという思いから、「林業の町・置戸を知る、樹で栄えた置戸の姿を残す、開拓の心を取り戻す、馬と山仕事が置戸の町をつくった」などをテーマに「バチ曳き合戦」を立案したのがはじまりです。現在行われている「山神祭・人間ばん馬大会」は「おけとお夏まつり」最大のイベントになっています。
毎年、釘等を使わず製作し、御神木に安置する鳥居


おもな活動
 毎年夏に、「山神祭・人間ばん馬大会」を開催しています。大会では実際に山の神を奉り、木遣りや木直しといった昔の山の作業状況などを採り入れています。この大会をより多くの人に知ってもらうために、PR活動にも力を入れ、大会1カ月前よりキャラバン隊を編成して、毎週宣伝活動を行っています。さらに今年は置戸町と人間ばん馬大会の由来、神事、大会のレース状況を収録したDVDを作成し、競技以外の部分もPRしています。
大会の成功と選手の安全を祈願して大会を開催

ここが自慢!
「山神祭・人間ばん馬大会」
 毎年7月に行われる「おけと夏まつり」のメインイベントです。置戸町では昔、バチというそりに木材を積み、それを馬が曳いて搬出していました。この馬が人間に代わり、競技として再出現したのがこのレースです。丸太を3本積んだ総重量500キログラムのバチぞりに御者を乗せ、高さ1.2メートルの障害2カ所を含む80メートルコースを5人または7人で曳く、観ているほうも力の入る競技です。

●データ
代表者:鈴木栄樹さん/設立:1967年/会員:18名
所在地:常呂郡置戸町字置戸456番地の1
電話:0157-52-3520/FAX:0157-52-3523


●リンク
・置戸町
  http://www.town.oketo.hokkaido.jp/okemain/sinn/oketo/main.cfm
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