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標津町の豊かな自然環境と酪農業や水産業を活用した都市住民との交流活動の活発化による「交流の町」づくりをめざし、会の取り組みをスタートさせました。安心・安全の地域ハサップシステムにより生産されるサケやホタテなどの水産物のアピール対策と食育、国内で生産される水産物の需要拡大を推進すること、交流による地域住民(生産者)の故郷意識の醸成、産業への誇りづくりが大きな目的です。 |
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7月下旬〜10月上旬にかけて行われる網起こし見学 |
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活動初年度は、活動の基盤づくりとして、網起こし見学をメインとした産地ならではの体験型観光の開発を協議しました。最終的に郷土食体験や早朝の漁港市場見学など34の体験プログラムを開発し、これらをパンフレットにまとめ、旅行代理店などに向けてPRしました。また本物を体験して感動を得てもらうためには、それを上手に伝えるガイドが重要であると考え、「観光ガイド養成講習会」を開催。修了者は「町民観光ガイド」として活躍しています。 |
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修学旅行生のイクラづくり体験の様子 |
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「忠類川サーモンフィッシング体験」 |
国内初の河川でのサケ釣り(調査のための捕獲)を開放した忠類川では、シロサケ・カラフトマスを大自然の中で釣ることができ、都市住民の方には大変好評で、リピーターも多くなっています。これらエコ・ツーリズム交流事業により、2003年は7校の修学旅行など全8件、約1,600泊の宿泊と体験プログラムで2,352人の体験受け入れを実現。小さな町だからこそできる、人と人とのきめ細やかなふれあい交流に、活路を見出しています。 |
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