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高田屋嘉兵衛が北前船で基礎をつくった街、函館。司馬遼太郎著「菜の花の沖」は、高田屋嘉兵衛の物語として有名ですが、このプロジェクトでは、その嘉兵衛と関わりの深い菜の花を地域のみなさんで協力して咲かせています。プロジェクトのモットーは「育てて、観て、食べて、灯して、そして未来のエネルギーに」です。菜の花をシンボルとして農林水産と地域の発展に貢献したいと考えて、活動しています。 |
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一面に広がる菜の花畑 |
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菜の花作付面積日本一の青森県横浜町より「きさぎの菜種」を譲り受けて、菜の花づくりに取りかかりました。「菜の花秋の種まき会」には地元幼稚園児から大人まで、約80名の手によって、種まき作業を行っています。また、全国各地で開かれる「菜の花サミット」への参加、「日本一の菜の花畑見学ツアー」を実施するほか、地元企業と地場産菜の花を使った特産品の開発を行い、第一弾として「ニシン菜の花漬」を発売しています。また、「菜の花キャンドル」を開発し、地域イベントとのタイアップを図っています。 |
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園児から大人までが参加した「菜の花秋の種まき会」 |
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「はこだて菜の花まつり」 |
プロジェクトの活動が実り、約10反の菜の花畑が完成したことを機に、2004年5月「第1回はこだて菜の花まつり」を開催しました。菜の花入りの「高田屋嘉兵衛鍋」の販売、菜種油を利用したキャンドル手づくり体験、菜の花摘み取り販売、菜の花ドーナツ販売など、もりだくさんの一日でした。今後もこのまつりを通じて、大きな交流の輪を広げていく予定です。 |
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●データ
代表者:石塚大さん/設立:2003年/会員:15名
所在地:函館市豊川町10-1 株式会社池見石油店内
電話:0138-23-8401/FAX:0138-22-9594
●リンク
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