もともと水田地帯で稲作が中心の地域でしたが、地域の後継者不足により、若い担い手は土地を一手に引き受けて行かなければならない状況にありました。また、水田にも限界を感じ、畑作に切り替えることで規模拡大を図ろうとしたましたが、手のかかる花や、そ菜にはなかなか手を広げることができずにいました。そこで、加工品としても幅広く扱える大豆の生産を手がけ、今ではさまざまな加工品の販売もしています。
テレビの取材で「大豆どん」の作り方やおいしさを説明
北海道の母なる川・石狩川が流れる肥沃な大地で育った、大豆の生産と加工、販売を行っています。直売所の「有限会社SUN工房あぜみち」のオープンによって、町外の加工品や果物の販売も行うようになり、野菜や花、工芸品など、取扱い商品の幅も広がりました。また、各地のイベントで加工品の販売をしたり、地方発送をしたりすることで、消費者と交流しながら、安心・安全をモットーにスローフードのアピールにも取り組んでいます。
直売所オープン。地元の新鮮な野菜や加工品を販売
「大豆どん」
大豆には、黒大豆、黄大豆、青大豆とといろいろな種類があります。それらの大豆を使った「大豆どん」は、甘さをおさえ、豆の風味を生かしたお菓子。きな粉をまぶしたものもあります。大豆は健康食品として有名ですが、その効果は大豆の種類によって違います。それぞれの味を楽しみながら、気軽に健康づくりができます。
●データ
代表者:熊谷勝さん/設立:1998年/会員:10名
所在地:雨竜郡妹背牛町11区
電話:0164-32-4017/FAX:0164-32-4017
●リンク
・妹背牛町
http://www.town.moseushi.hokkaido.jp/
・JAきたそらち
http://www.ja-kitasorachi.com/