●はじまりは?
1990年、廃線となったJR名寄線の線路跡地の活用として始まったのが「リラ街道整備事業」です。これはふるさと創生事業の実施に向け、町民から集めたアイディアを協議したもので、「次世代に引き継いでいくストリートづくり」「リラと花が彩り香る安全で快適な空間づくり」「ふれあいプロムナードネットワーク形成による健康づくり・人づくり」の基本理念を掲げ、応援団が中心となって街道づくりを行っています。
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桜並木町民植樹祭には幅広い年齢層が参加 |
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●おもな活動
当初は花壇管理を業者に委託していましたが、1996年に高齢者生きがい大学から「ボランティアで花壇づくりをしたい」という申し出がありました。これをきっかけに、趣旨に賛同する町民が「リラ街道応援団」を結成し、花壇づくりを進めています。活動6年目の2002年には22団体(約400名)が109区画の整備を行い、参加者は当初の倍近くに増えています。 また、リラ街道に1,000本のエゾヤマザクラ並木を整備し、1999年から4年計画で、町民200名が参加しての植樹祭が行われました。この活動がきっかけで、家庭にもフラワーボックスなどが増え、花への関心が高まっています。 |
小中学生も花壇づくりに参加(湧別小学校) |
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