●はじまりは?
当時湧別町の計呂地郵便局長だった上出英二さんは「殺風景なふるさとの海岸線に、花畑をつくりたい」という夢を長年温めており、定年を3年後にひかえて郵便局を退職。生まれ育った興部町で、1999年に園芸農園「かみでファーム」をオープンさせました。オホーツク海を一望できる丘に花と緑を散りばめた当ファームは、国道オホーツクライン238号沿いに位置し、訪れる人々の目を楽しませています。 |
美しい演出は地域のガーデニングのお手本にも |
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●おもな活動
美しい景観づくりをめざして、ファームの花畑を整備しています。オホーツク海を一望できる7.5ヘクタールの丘では、春から秋まで約半年間、緑と調和した花を楽しむことができます。1年ごとに散策をする人が増え、広い牧草地ガーデン内では子どもたちの遊ぶ姿も見られます。
また、「興部町花と緑の会」を設立し、「花のまち」づくりをめざした普及活動を積極的に行っています。花づくりの知恵や技術を広めるガーデニング講習会を開催したり、花苗の提供や植栽のアドバイスなど公共施設の花壇づくりに関わるようになりました。こうした活動によって、町内のいたるところに花が見られるようになりました。 |
ガーデニング講習会 |
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