●はじまりは?
虹別地域は、先人たちが開拓で築いた日本を代表する酪農地帯です。先端技術の導入を進めると同時に、生産性一辺倒ではなく、素晴らしい山並み、牧場風景、水、空気、自然防風林などの緑、野生生物、そして人々の団結力を生かした地域づくりを進めるために「虹別農村公園化計画」を定めました。生産の場としての役割に加え、自然環境を守った休養の場としての地域づくりが目標です。
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美しい景色が広がる小泉農場 |
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●おもな活動
集落再編と合わせて、自主的に地域づくりの取り組みが始まり、特に民間の地域づくり団体「虹輪塾」が積極的な活動を行なっています。また、連合振興会内の環境整備特別委員会が中心になって、さまざまな事業を展開。地域特性を記したマップや、オリジナルカレンダーの作成・配布、住宅・施設周り1戸ごとに10アール以上の芝地をつくる奨励や、粗大ゴミ・廃屋などの撤去と農業用廃プラスチックの適正処理の推進などを行っています。
ほかにも、歴史的な農機具を展示し野外博物館として活用した公園づくり、自然の山林を取り込んだ遊歩道を備えたオートキャンプ場づくりなど、住民が力を合わせて活動を実施しています。 |
公園づくりの様子 |
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