●はじまりは?
かつては道内各地に生息していたシマフクロウは、農地の開発や河川の改修などで急減し、限られた地域で生息しているにすぎません。このため、シマフクロウが生存しやすい環境づくりをしながら、人々にとっても住みよい自然との共生をめざして活動を始めました。
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●おもな活動
さまざまな生物が生息する河川流域に対する住民の意識は高く、幅広い改善活動が行われている中で、同会は河川流域の植樹活動を実行しています。地元の酪農家や別海町、標茶町の協力で用地を確保し、1994年から現在までにナラ、ハンノキ、シラカバなどを2万本以上植樹。河畔林などへの巣箱設置、サケ・マスの放流、河畔流域の清掃を通して「いきもの」がいい環境で存在し合える景観をめざして努力しています。
そのほか、会報の発行や小学校での講演、自然について考えるコンサートへの参加などを通じ、活動の啓発や様々な団体との交流を行っています。趣旨に賛同する人が増え、会員は関東圏や札幌などにも広がっています。
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サケ・マスの放流 |
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