景観部門 地域特産部門 人の交流部門 「わが村は美しく−北海道」運動2002
銀賞 浜中町酪農振興会連合会
●はじまりは?

 浜中町の牛乳は、ほぼ全量が高梨乳業北海道工場から横浜工場に送られ、都市圏を中心に一般消費者やレストラン、有名メーカーで使われ高い評価を得ています。また、牛乳生産者と消費者のつながりも強く、毎年多くの消費者、メーカー(300名程度)が視察に訪れます。浜中町酪農振興会では、高品質の牛乳を生産するだけでなく、農村地域全体のイメージアップが必要と考えて、地域環境の再整備を行っています。


地域看板を花で飾るフレッシュミセス
●おもな活動

 自然環境の保全・美化運動のために、9つの地区がそれぞれワークショップ方式による手作りの公園整備、国道沿いのひまわりの植え込み、ビオトープによる環境保全など独自の取り組みを行っています。酪農家自身も町道から牛舎までの整備に努めています。
 また、2000年からは廃屋の処理や野外に放置されていた老朽作業機械の回収を始め、住宅や牛舎の周辺、未利用地への植林を実施。2002年には、道道沿いに950本のエゾヤマザクラを植え、桜並木を目標に景観美化を進めています。


ひまわりの種まき
ここが自慢!

●連絡先

代表者名:須藤 豊さん/会員:202名

住所:浜中町茶内栄61 浜中町農協
    営農コンサル室 長岡 茂美さん

電話:0153-65-2141

FAX:0153-65-2236

E-mail:hmnk@hyper.ocn.ne.jp

「環境美化運動」
 各地区の道路沿いには農家の位置や、名所旧跡を示したマップ看板11基、酪農家171戸には同町出身のモンキーパンチさんによる8種類の図柄の看板を設置し、住民や旅行者の目を楽しませています。看板の下や道から牛舎、住宅までも花が植えられるなど、住民が積極的に美化活動を行うほか、公園づくりにはワークショップ方式で整備案から実施までを地域一丸となって取り組んでいます。

もどる 次へ 景観部門へ 地域特産部門へ 人の交流部門へ 「わが村は美しく−北海道」運動2002トップへ